ノコギリヤシに含まれる成分

中高齢の男性におすすめのノコギリヤシ
最近いろんな商品が増えてきましたが、そもそもどんな成分が含まれているのでしょうか?
ヤシの実を想像していただけたら分かりますが、脂肪分が多いですよね。
このようにノコギリヤシの果実の部分には脂溶性成分として、遊離脂肪酸やステロール、脂肪酸エステルなどが含まれています。

前立腺肥大症の治療薬としても採用しているヨーロッパでは研究が進んでいて、ステロールの一種の「βシトステロール」、飽和アルコール「オクタコサノール」が尿への良い影響をもたらすのではないかと言われています。
尿意があるのに出ない!という方の尿の出を良くする成分であるといいます。
また、遊離脂肪酸であるラウリン酸やオレイン酸、ミリスチン酸、リノール酸、パルミチン酸などが、膀胱や前立腺部分の筋肉に存在している受容体という部分に結合し、異常に伸縮して膀胱を圧迫しないようにしていることが分かってきました。

前立腺が膀胱を刺激して、頻尿になっている方はやはりノコギリヤシによる効果に期待できますね!
オレイン酸はオリーブオイルや椿油にも含まれているので女性の間では美容の油として有名ですが、ノコギリヤシエキスの中でも含有量が高く、効果の発現に寄与している割合が高いとのこと。
ノコギリヤシの生理的な活性作用として、抗男性ホルモン作用、抗炎症作用、抗エストロゲン作用があります。

抗男性ホルモン作用とは簡単に言うと、男性ホルモンを分泌しすぎないように作用することで、これが「薄毛対策の良い」と言われる所以です。
抗炎症作用は、ノコギリヤシが持つヘキサン抽出物によるものです。
また前立腺肥大症患者に使われる抗エストロゲン薬と同じように、ノコギリヤシの抗エストロゲン作用が活用されています。

ちなみに、これらの研究はヨーロッパで盛んに昔から行われてきましたが、ノコギリヤシの産地であるアメリカでは昔、あまり重要視されていませんでした。
繊維として取引されたり、特徴的な葉は茅葺屋根に使われ、果実部分は魚の中毒に対して治療薬として用いていたそうです。
これが、世界中の尿の悩みを持つ男性に受け入れられるようになるなんて、昔の人は思っていなかったんでしょうねきっと。
今後もノコギリヤシの研究には期待が持てます!